焼鴨来了のブログ

銀行の定期の利率に愕然。
今から株なんてカモになるのは自明の理。
しかし長期保有するのでいいか。

地銀4行の通期決算&今期予想

さてっと、昨日通期決算をだした地銀、持株4行。
ふくぎんFG、ひろぎん、やまぎん、めぶき。
残念ながら前期末の増配は叶わず。
ただ今期は増配予定などで無事決算通過というやつ。


鴨が持っている理由。
・値上がり益はそう期待できないが、
 とりあえず4%以上の高配当
・結構優待がよろしい
などが理由。
オワコン、オワコンと騒がれていますが
当分は大丈夫でしょう。


ということでまずはFFGことふくおかFG。
まずは前期実績(以降マネックスHPより引用)

見事に会社予想に合わせてきてます。
これが金融業の限界というやつです。
飛び出すこともできず、かといって
見劣りする決算もだせず。
昭和の名残の護送船団方式の日本スタイルを
いまだ引っ張る日本経営陣。
まぁ、古い体質の銀行業出る杭は打たれる。
銀行業が変化できない体質が見事に表れている決算。
まぁ別にふくぎんに限りませんがね。


なんでこんなことをいう?
今回改定された配当金テーブルを見ましょう。

前期実績の当期利益541億。
ほぼ会社予想通り。
というか半期決算から変化なし。
となると旧版のテーブルでは
500億から550億のくくりで
年間95円~となってました。
この"~”の部分。何ですかねこれは?
通常比例部分とみなし、ほう5億利益が増えるごとに
1円増配かと考えるじゃないですか。
となると鴨は540億の当期利益から
年間の配当は103円となると考えましたが、
なんとこの”~”はないようで、配当は95円。
俗に言われる、配当は予想と同じ据え置きというやつ。


今期予想は

こういう感じ。
コンセンサスを一応上回ってますから、
売られることはないでしょうが、
当期利益は570億予想。
配当テーブルをみると
550億~575億のくくりがありますので
配当金105円です。
このあと5億以上、10%の上方修正をすれば
達成できる配当金110円。
しかし断固として5円プラスしたくないという
確固たる姿勢が垣間見えますね。


ついでに自社株買いを発表してますが
5月~7月末までに300万株を50億の予算で買付。
なんと1株当たりの予想株価1666円で考えてます。
そこまで株価下げるつもりなのか?
普通いまでは2000円を予想買付価格に設定するでしょう。
まぁ、地元ではケチな企業として有名なので、
こんなもんでしょう。
とりあえず安くなれば買い増しですがね。


つづいてめぶきFG。
地銀総資産2位だそうです。
しかしこれまたFFGと並んでけち臭い銀行です。


まずは実績

はい結構儲けております。
で通期予想。

残念ながらほぼ前期と同じという
やる気のない全くない今期予想。
そして配当金。
なんと5年間変わらずという
これまたケチを絵にかいた銀行。

それでは配当を上げる余地はないのか?
いえいえ、発表資料にはばっちり記載あり。

配当性向30%以上を目安としております。
となるとですね

前期の配当性向26%。
おいおい30%以上が目安では?
”(予定)"が謎ですが、こんだけ大風呂敷ひろげて
いるので、まさか増配がないとはいえないでしょう。


株主優待も長期縛りになったし、
配当金も気前よく、出してほしいもんです。
と言いながら、これまた安くなると買い増し予定ですがね。


でちょっと長くなりましたので、
やまぎん、ひろぎんは短く。


やまぎん、不良債権等を一括償却。
経常は赤字転落です。まぁここの
天下り様はあんまり質のいい御仁は
来ないようです。
ただここは気前よく、増配予想。

どうせ銀行なんで、これで満足しましょう。


つづいてひろぎん。
予想通り。


ということで、今日はこの辺です。

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