日本証券業協会の調査報告より③
さて、なかなかボリュームのある日本証券業協会の報告書。
3日連続。やっと本日終了。
退屈でしょうが、週末はネタがないので、もう少しお付き合いください。
年代別NISAまたは積立NISAの口座開設状況
20代~30代、他の年代に比べ、NISAより積み立てNISAの方が申込多い。
積立NISAの制度は2018年から始まったばかりですが、
それでもこれだけの開設数とはすごいですね。
個人的な意見になりますが、
若者はNISAの方がいいんじゃないかと思います。
なんてったって、いまイデコがあるんだから、
積立はイデコでしょう。そして個別株売買の入り口として
NISAでいろいろ勉強した方がいいと思うのですが・・・。
ちなみにNISAは個別株、積み立てNISAは投信。
となると、皆大好き株主優待はNISAでもらえますが、
積立ではもらえません。
それに投信の積み立て、面白くないよ。
それより年間120万まで非課税で取引できるんだから、
損出しとか面倒な事しなくていいし、
そもそも120万も投資に回せないでしょうから、枠も余りますよ。
40万だったら、どうかすると枠超えるんじゃないですか?
で意外だったのが50代。鴨之介も50代ですが、
他の年代よりもNISA、積み立てNISAの既設開設が
全ての年代のなかで、最低。
なんで?年間投資額のうち120万は非課税になるんですよ。
IPOもNISAで買えるし、SBIなんて立会外分売ですらNISAで買える。
ちなみにマネックス証券では立会外は買えません。
特定、一般では儲けたら税金かかる。
50代といえば、もう10年以上株をやっている人が
多いんじゃないですが?
株価2~3倍になっている人が多いかと思います。
損出しに苦労するでしょう。
まぁ人それぞれですが。
積立NISAの口座開設期間
コメント欄にに書いてあるように、若い層ほど恒久化を望んでいる。
ということは逆に年代が高くなるにつれ、恒久化を望んでいないということですね。
まさしくジェネレーション・エゴイズム。
まぁ仕方ない。自分さえよければいい、しかし他人が得するのは許せない。
というのが世の常ですから。
確定拠出年金の加入状況
60歳以上が関心のないのもわかる。
そして若者の入ってない数が多いのが意外。
早く入れるんだったら入った方がいいですよ。
積立NISAより、まず確定拠出型に入りましょう。
積立NISAと確定拠出型年金の違うところは
積立NISAは掛け金の税金控除はありませんが、
確定拠出年金はあります。
だからお得ですよ。
年寄りの知恵が生かせる所はこういう所なのに。
もし会社勤めなら、若者に確定拠出型をすすめましょう。
鴨之介の考えでは若者には確定拠出型、NISA、積み立てNISAの順で
勧めます。
で関心のある税金問題
う~ん、鴨之介的にはどちらも投資方針に影響があるですね。
配当金・分配金に関してですが、
投信は止める。
株の銘柄について、配当金は少なくてもいい、株主優待が充実しているものを
選びます。となると大型株より中小型株ですか?
鴨之介的な考えでやると、日経下がりますね。
売買益の課税が増えると、長期保有株が少なくなるか?
まぁ鴨之介も年寄りだからいいけど。
とにかく増税反対!
増税するなら、最低NISAの恒久化も抱き合わせでお願いします。