焼鴨来了のブログ

銀行の定期の利率に愕然。
今から株なんてカモになるのは自明の理。
しかし長期保有するのでいいか。

エスライン物語(後場)

鴨之介は知っている。
水に落ちた奴は、石を打てということわざを。
徹底的に苦しめろ、そして息の根を止めろ。
一度苦しめた奴は恨みをいつまでも持つ。
将来への懸念をなくせ。


(前場より)
溺れていた鴨之介とNo2。
気が付いた。近くに救命ボートNo4が
12時20分頃現れたことを。
おーい、俺はここにいるぞ!
声を出した。当然聞こえない。
しかし次の瞬間、
鴨之介の脳裏に貧乏人の卑しい考えが・・・。


No4のボートには3400株乗れる。
周りを見回すと、売りの指値1040円までの
乗客は乗れそうだ。
となると1030円まで遠ざかっても大丈夫では・・・・。
卑しい、卑しい。
折角助かるんだ、1006円で助かろう。
命があれば、また船にのれる。しかし心は揺れる。
1006円にあるから1000円なのでは?
ひょっとすると1010円にすると、油断して
上げてきて、その時1006円の刺客鴨之介が
颯爽と登場。ダメだ、助かるのは正攻法で。


そしてライバルNo2は同じような考えを持ったようだ。
たぶん心がゆれ、そして鴨之介の弱りを感じ、
ボートが楽に助け易いように、鴨之介の近くまでやってきてくれた。
1円だけだが。鴨之介は思った同じ1円なら、遠くに回って
1007円にしてくれ。


そう、No2と鴨之介はすぐ助かるものだと勘違いしていた。
ボートは動かない。
気付いてないのか?
絶望と共に約1時間浮いていた。


しかしやはり気付いてはいるのだ。
なぜなら1000円の100株しか持ってない人間は
14時頃助けられたからだ。

そして、そしてNo4からNo5の小型のボートがおろされ、
1001円まで1円だがやってきた。300株のりのボートだ。
喜ぶ鴨之介。


しかし一向に近づいてはくれない。
苦しむNo2と鴨之介を眺めている。
人間とは残酷なものだ、2人がもがき苦しむのを
見ているだけなのだ。
たぶんNo2と鴨之介は
現物しか持ってないのだ。
信用をやっている金持ちは溺れる貧乏人を
後目に先に助けられるのだ。


そして時間切れ。もう力尽きた。
泳ぐ力はない。
しかし幸い、まだサンエー化研という
ライフセーバーがある。浮くだけはできる。
明日から仕事という潮に流されるままに。


打落水狗 da luo shui gou


搾り取るなら、死ぬまで搾りとれ。
ライフセーバーも取り上げろ。


ということで今日の株。
結局エスライン売れませんでしたが、
1000円で売買してくれた方がいて、
見かけの損益は向上。


     銘柄                                   買い           売り       16日終値         損益
サンエー化研                     63000          0          73600      (+10600)
エスライン                    100500             0     100000        (-500)
大木ヘルス (200株)            152300             0             150000                (-2300)
ユニバンス(200株)               63600             0               62000                 (-1600)
        計                           379400           0            385600                (+6200) 


よくできました。しかしサンエー化研、
739円にでっかい蓋があって(1万株以上)、
しばらくは上がらないかも。
明日から仕事、仕事。
一日株板見てて、疲れちゃった。
その上妄想がひどくなって。
早く現実に戻ろう。


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